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【家づくり参考記事】建築を表す言葉


 

建築を表す言葉にはさまざまなものがあります。どれも似ていて、違いがよくわからないという人も多いでしょう。
では、そもそも建築とはどういう意味なのでしょうか。

 

建築とは、主に建物を建てるときに使われ、文字通り建てて築くという意味があります。多くの場合、人が住んだり利用する建物に使われます。

 

建築のなかには、新築や増築、改築などの言葉があります。これらは、どちらかと言うとどのように建てられるかを表す言葉と言えるでしょう。

 

新築とは、何もない土地に新しく建物を建てることです。これに対して、増築とは、すでに建てられている建物の工事などによって床面積を増すことを表します。建物を増し加える意味があり、すでに建っているものを壊して新しく建てるときには、改築という言葉が使われます。

 

改築とリフォームは似ていますが、改築の場合はリフォームと違って、すでにある建物を壊して建て直す意味があります。
さまざまな言葉がある建築ですが、今回は新築と増築についてお話ししたいと思います。

 

新築とは

新築とは、文字通り新しく建物を建て築くという意味があります。

 

このため、何もない土地に、どのような間取りの家を建てるのか、住まいの構造や間取りを自分で考えられるメリットがあります。家族の形やライフスタイルの変化を想像し、計画することで、どのような家づくりをするか計画できます。

 

家族がどのように動くかの動線を考えるだけではなく、新築の場合は、家のすべてを新しく建てることから災害や地震などの対策も講じやすいでしょう。

 

もちろん、無制限に自由な家を建てられるわけではありません。予算を考え、ローンを利用する場合には、無理のない返済計画を立てる必要があります。また、建築基準法など該当する法律が守られた家を建築する必要があります。

 

デメリットも

何もない土地に新しく建物を建てる新築ですが、デメリットもあります。

 

新築のデメリットは、大きな額の費用が掛かることでしょう。単に土地や建築費用だけではなく、登記などの諸経費や新築の内装に合わせた家具、引っ越し費用なども発生します。

 

また家づくりは建築すれば完結するというものではありません。点検やメンテナンスを欠かすことができず、劣化などには補修が必要になります。

 

さらに、ライフスタイルや家族の形に合わせたリフォームを検討する時期もあるでしょう。
このため、新築に掛かる費用は、将来の生活を見通し、負担にならないように設計することが大切です。

 

増築とは

増築とは、すでにある建物の一部分を増すことを言います。
何もない土地に新しく建物を建てる新築とは違って、費用を抑えられることがメリットでしょう。

 

家族が増えたり、家族やライフスタイルが変化するタイミングで増築を検討する人が多いです。

 

増築では、台所やお風呂場、トイレなどの水回りの工事では、費用が高額になることが多いです。しかし、部屋の間取りを変えて部屋を増やすなどであれば、比較的費用を抑えて増築することができます。

 

また、何もない土地から間取りを考えたり、必要なものを考える新築とは違い、必要なものを可能な範囲で増し加えることが増築であるため、新築に比べると、工事に掛かる時間も短くて済む場合が多いです。

 

増築のデメリットは

増築のデメリットは、新築に比べると、実現可能な範囲が限られていることです。

すでに建てられている建物によっては、法律で定めに従うと床面積を広げることができない場合もあります。

 

また、単に部屋を増やすだけではなく、すでに建てられている建物とのバランスや構造も考えて建設しなければなりません。
無理に部屋を増やすことは、法律に違反するだけではなく、すでに建てられている建物を傷めることにも繋がります。

 

このため、増築をするときには、どのような方法や広さであれば、希望するスペースを増やすことができるのかを検討する必要があります。

 

申請の違い

新築と増築は、法律や自治体の制定が違います。また、建物を建てたときの申請にも違いがあります。
何もない土地に新しく新築する場合には、新たに登記などの申請をする必要があります。

 

また新しく建てようとする建物が、法律や自治体の制定に基づいた建築物でなければなりません。これらの許可がない建物は違法建築物になる可能性があります。

 

すでにある建物に増築する場合には、増築する床面積が10㎡以下であれば確認申請の必要がありません。ただし、防火地域、準防火地域以外の場合のみで、これ以外の増築には、確認申請の手続きが必要になるため注意しましょう。

 

相談しよう

建物を建てるという意味では、新築と増築は同じです。しかし、検討するべきことや、施工方法、工事の費用や期間など異なる点があります。また、必要な申請も異なります。

 

そこで、新築と増築で迷ったときや、新築や増築にどのような方法があるのかなどを知りたいときには、施工会社にご相談ください。

 

それぞれのメリットとデメリットを知ることで、希望する形が見つかります。

 

希望するものに最も良い方法を教えてくれるだけではなく、どのようや間取りにすることが良いのか、何を増し加えればより快適な暮らしになるのかなど、暮らす人にとって最も家づくりをトータルして考え提案致します。

 

さらに、新しいスペースを得るためには、新築や増築のほかにも、改築やリフォームなどの方法があり、どの方法が良いのかを相談しましょう。

 

まとめ

ここまで、新築と増築の違いについてお話ししました。
建築を表す言葉には、さまざまなものがあります。

 

なかでも新築は、何も建てられていない場所に一から建物を建設することを意味します。これに対して、増築はすでに建てられている建物に部屋やスペースを増やし加えることを意味します。

 

新築は間取りや構造などを家族や生活に合わせて検討し、希望するものを取り入れることができます。増築の場合は、すでに建てられている建物がどのような建物であるかを精査し、増し加える床面積や構造を検討する必要があります。

 

建物によっては、床面積を広げることが法律に違反してしまう場合もありますから、慎重に行う必要があります。

 

新築と増築に共通していることは、どのような家づくりが可能であり、最も良い方法であるかなど相談しましょう。

 

 

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