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【家づくり参考記事】ーベランダの増築を検討するときに知っておきたいことのまとめー


ベランダは

これまでベランダは、洗濯物を干すなど、家事の場所として使われることが多いスペースでした。しかし最近では、ガーデニングをしたり、家族や親しい人と団らんしたりするスペースとしてベランダを活用する人が増えています。

 

そのため、機能性やデザイン性に富んだベランダの増築だけではなく、限られたスペースをより広く快適に過ごせる増築を検討する人が多いです。また、安全に過ごせる空間も重視されます。

 

そこで今回は、ベランダの増築を検討するときに知っておきたいことをわかりやすくまとめて紹介します。

 

増築のポイントや費用、増築工事を検討するときに注意しなければならないことを把握して、納得のいくベランダを増築しましょう。

 

増築を検討するときに注意したいこと

ベランダを増築するときには、増築する面積が法律に違反していないかや、近隣とのトラブルにならないかなどをあらかじめ確認しましょう。これらを確認してから、どのようなベランダの増築が望ましいか、業者と相談することがポイントです。

 

では、ここからはベランダの増築を検討するときに注意したいことを具体的に紹介しましょう。

 

確認申請

ベランダに限らず、増築工事を施工するときは、自治体などから増築の許可を得るために、確認申請が必要です。確認申請は、専門的な書類であるため、ほとんどの場合で、増築を依頼された専門の業者が行います。ただし、施工主として、どのように確認申請が進められているのか、把握するようにしましょう。また、施工主に代わって確認申請を行うときに、業者に代行費を払うことが多いです。代行費は業者によって異なります。増築工事の費用に含まれている場合もあるため、どのような費用がかかるのか、確認するようにしましょう。

 

また、増築するベランダが10㎡以下である場合や、増築する場所が防火地域または準防火地域に該当するときには、確認申請が必要ありません。

 

建ぺい率と容積率

ベランダを増築するときには、建ぺい率と容積率にも注意が必要です。建ぺい率と容積率は法律によって決められており、これに反して建てられたものは違法建築物になります。処罰の対象になる場合もあるため、注意しましょう。

 

建ぺい率は、敷地に対して建物を建てられる面積の割合のことで、建築面積を敷地面積で割ることで算出されます。また、容積率は、建物のすべての床面積を敷地面積で割ることで算出されます。

 

いずれも、専門的な知識がないと正しく算出できない場合が多いため、建ぺい率や容積率が法律に反していないかを知りたいときは、ベランダの増築を依頼する業者に算出した割合を教えてもらうようにしましょう。

 

近隣

ベランダの増築は、建ぺい率や容積率をクリアしていれば、何の問題もなく増築できるというわけではありません。特に近隣とトラブルになりやすいものに、日照権があります。

 

基本的に建ぺい率や容積率に反していないベランダの増築では、近隣の日照権に影響しないことが多いです。しかし、増築の仕方やベランダを設置する箇所によっては、近隣に影響を与えることもあります。

 

トラブルを招かないためにも、増築工事を検討するときには、近隣に影響を与えないかを確認しましょう。また、増築工事をするときには、近隣に工事を行う旨をあらかじめ伝えておくと、トラブルを避けやすいです。

 

費用は

ベランダの増築は、2畳程度の広さで約50万円から80万円程度の費用が相場です。

 

ベランダがもう少し広かったらさまざまな使い方ができるのにと思っても、増築工事には大きな費用がかかると思って、工事を諦めている人も多いのではないでしょうか?

 

しかし、約50万円から80万円程度という費用は、あくまでも相場です。増築するベランダの広さやデザイン、設置するベランダの素材、ベランダを増築する場所によって異なるため、まずは業者に相談してみましょう。

 

どのようなベランダの増築を希望しているかに加えて、建物の状態によってもベランダの増築費用は異なるのです。

 

希望を伝えて見積もりを依頼する

一言でベランダの増築と言っても、さまざまな方法があります。

 

単にすでにあるベランダを広くするだけが増築工事ではありません。ベランダそのものを交換したり、ベランダを2階に設置したりするなど、工事内容にはさまざまなものがあります。

 

まずは、希望するベランダの形や増築したい場所を業者に伝えて、見積もりを取りましょう。可能であれば見積もりは複数社に依頼することがポイントです。同じ工事内容で見積もりを依頼し、費用や工事内容、アフターサービスなどを比較して、信頼できる業者に依頼するようにしましょう。

 

また、希望する増築工事が具体的にわからないときには、業者に希望するベランダの形や設置場所を伝えて、具体的な提案をしてもらうと、工事内容を決めやすくなります。

 

家の状態を確認する

ベランダの増築には、家の状態を確認する必要があります。

 

ベランダの増築をするときには、見積もりや工事内容に納得し、建ぺい率と容積率をクリアしていても、家の状態によっては施工できないことがあるのです。特に1階の屋根の上に設置するときは、建物が増築に耐えられるかを正しく診断してもらいましょう。

 

建物が傷んで増築に耐えられない場合には、適切な補強や補修をしてから増築する必要があります。また、ベランダの増築をするために、室内の間取りを変えるときには、家の構造部分が増築工事に耐えられるかを診断してもらわなければなりません。

 

一見して不具合が認められない家であっても、築年数が経過しているときには、増築に耐えられない場合があるため、専門の業者による正しい診断が必要です。

 

まとめ

最近では、さまざまな空間に活用するために、広いベランダを求める人が増えています。そのようなときに検討するのがベランダの増築です。

 

ベランダの増築は、建ぺい率と容積率を確認し、近隣への影響を考えなければなりません。建ぺい率や容積率は、専門の業者に算出してもらうことをおすすめします。加えて、ベランダの増築工事は、費用や家の状態を知り、適した工事を行う必要があります。希望するベランダの形を業者に伝え、増築工事が可能であるかを診断してもらいましょう。

 

ベランダの増築工事は、安心して依頼できる業者を選ぶことがポイントです。

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