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【家づくり参考記事】パントリーを増築する

 

最近、自宅にパントリーを増築する人が増えていることを知っていますか?

 

食品やキッチンに必要なものを置いておくことができるパントリーは、買い物の回数を減らしたり、買い過ぎや買い忘れを防ぐことができ、活用している人が多いです。外出の機会や毎日の買い物の負担を減らすためにも役立つパントリーは、すでにあるキッチンに増築することも可能です。

 

しかし、パントリーを増築しようと思っても、
* 実際にどうやって使えば良いの?
* どのような収納があるの?
* 増築の費用はいくら?
など、多くの疑問が浮かぶのではないでしょうか。

 

今回は、暮らしをより快適にするパントリーを増築するときに知っておきたいことについて、わかりやすくまとめたいと思います。

 

パントリーとはどういう空間?

パントリーがどういう空間かを知っているでしょうか。
パントリーは、食品や食器、日用雑貨など、主にキッチンで使うものを収納しておくスペースです。

 

食品や日常的に使う雑貨を備蓄しておくことで、まとめて買い物をしても収納しておくことができます。また、収納スペースがあることで、キッチンがスッキリして、使いやすくなります。

 

収納方法によって、何がどれだけ残っているか、逆に何が足りないかが一目でわかるようになるメリットもあります。

 

さらに、何がどこにあるかをわかりやすくすることで、子どもがお手伝いをしやすくなった、または子どもにお手伝いを頼みやすくなったと感じる家庭も多いです。

 

収納できるもの

パントリーには、どのようなものを収納しておくと良いのでしょうか。
パントリーを増築したからと言って、キッチンで使うものを何でも収納できるというわけではありません。

 

増築したパントリーに収納できるものの基準の一つは、常温での保存が可能であるかです。

 

例えば、乾物やカップラーメン、粉もの、根菜類であれば、常温での保存が可能であり、比較的賞味期限が長い場合が多いため、パントリーに収納しておくことができます。

 

ここで注意したいのは、調味料です。

 

調味料は、開封前であれば、常温で保存できるものも多くあります。しかし、開封後は常温で保存すると劣化する場合があります。適切な保存方法に切り替えることを忘れないようにしましょう。

 

また、常温で保存できるものであっても、賞味期限の短いものであれば、パントリーに収納してしまうと使い忘れてしまうことがあります。

 

パントリーに収納する場合には、目に付きやすい場所に保管したり、賞味期限の短いものはパントリーに収納しないなどの工夫をして、食材が無駄にならない工夫をしましょう。

 

パントリーのデメリット

一見して、非常に便利な空間のように思えるパントリーですが、パントリーを増築するときにはデメリットがあることもきちんと把握しておきましょう。

 

パントリーは、スペースの広さや収納の位置を合わない形で増築してしまうと、かえってキッチンが使いにくくなってしまうデメリットがあります。

 

どのようなパントリーが良いかを考えるときには、普段キッチンでどのような動きをしているか、導線を考えましょう。

 

どのような動きが多いか、どのような不便を感じているか、またどこにどれだけの収納があればより快適になるかを明確にしたうえで、パントリーを増築する必要があります。導線に逆らう形のパントリーでは、増築した意味がなくなってしまうのです。

 

パントリーの種類

パントリーを増築するときには、必ずスペースが必要だと思って諦めた人もいるのではないでしょうか?
キッチンの壁面を使って収納を設置するタイプであれば、十分なスペースを確保することができなくても、設置が可能な場合もあります。

 

元々、パントリー用のスペースを確保していない一戸建てなどで、増築してパントリーを設置する人は、壁面に収納を作る人は多くいます。

 

壁面に収納を作るタイプとは対照的に、人が入れるスペースを確保したパントリーは、新築するときに取り入れる人が多いタイプです。

 

キッチンを使っていてパントリーの必要性を感じたというよりは、最初からキッチンをスッキリさせたいと考える人はこのタイプのパントリーを取り入れる人が多いです。

 

ライフスタイルに合ったものを選ぶ

パントリーを増築するときには、自分のライフスタイルに合ったものを選ぶことが大切です。

 

そのためには、キッチンをどのように使っているか、何を収納することが多いかを考えましょう。
キッチンの使い方はさまざまです。

 

お弁当や食事の用意をメインにしている人は多いでしょう。お弁当箱やバランなどの収納が欲しいという人も多くいます。お菓子作りをする人は、ケーキやクッキーの型、材料などの収納が必要です。

 

ほかにも、週末には友人を招いて食事をすることが多いという人では、食器や食材のストック場所が必要です。
また、パントリーを増築するときは、高さや棚の数なども自分に合ったものにすると使いやすいです。

 

さらに、現在のライフスタイルだけを考えるのではなく、将来どのようにライフスタイルが変化するのかも考慮することで、より暮らしに合ったパントリーを選ぶことができます。

 

増築の費用は

パントリーを増築するときに、気になるのが工事費用ではないでしょうか。暮らしを快適にするための費用が生活を窮屈にしては、意味がありません。

 

パントリーの増築に掛かる工事費用は、約100万円前後である場合が多いです。
しかし、どのようなパントリーをどこに設置するか、また現在の建物の状況がどのようなものであるかによって、費用は異なる場合が多いです。

 

パントリーを増築しようと検討を始めたら、
* どの程度のスペースにするか
* どのような収納にするか
* どこに増築するか
などを、施工会社に相談してみましょう。希望に沿うパントリーを増築する最も良い方法を探すことができます。

 

まとめ

最近になって人気が高く、パントリーという言葉を聞く機会が増えました。しかし、大きな家の広々としたキッチンに設置されているもので、自分の家には増築することはできないと思っている人は少なくありません。

 

確かに、パントリーの増築には費用とスペースが必要です。しかし、スペースを十分に確保できない場合でも、収納を作ることは可能な場合はあります。

 

パントリーの増築が可能であるか、施工会社に相談してみることから始めてみてはどうでしょうか。自分だけで考えて諦めてしまうのではなく、相談することでより快適な暮らしを実現することができます。